GoToトラベルの12月28日~1月11日、一時中断した意味が遅ればせながら、やっとわかりました。
たまたま旅行社の案内を見ていましたら、今予約を入れればGoToトラベル適用で12月28日~1月11日の旅行が可能ではありませんか。

もっともこの間は「自粛を」と云っておりますが、旅行社はどこ吹く風で積極的に予約を受け付けているのです。正月に空いている旅行が出来る絶好の機会とばかり予約を入れる客がいるかも知れません。
当局は空いていれば感染の危険性はないと割り切っているのでしょうか?。頭隠して尻隠さずとは正にこの事でしょう。

これもたまたまですが、Googleの感染予測を何気なく見ていたら

                  全国        東京      神奈川    埼玉    千葉    首都圏合計  対全国比

12月27日    4,301     2,114      233      237     105       2,689        62.5% 

    1月1日    5,676     3,165     256      258      110       3,789        67.0%

    1月5日    6,828     3,938     302      293      121       3,881        56.8%

以上のデーターから何が読み取れるのでしょう?
正月までは首都圏の割合が異常に多く65%前後で推移しております。逆に言えば首都圏以外の地方は35%しかないのです。
首都圏で感染者が異常に増え続け、正月が明けたらそれが地方にばらまかれる姿が見えてきます。

Googleの感染予測は今まで結構当たっているので、あながち空論ではないと思います。前段のGoToトラベルと符合するところが否定できません。


サイト移転報告(重要!)

来週12月29日はお休みさせていただき新年に初投稿いたします。

http://iy23.comfo から http://iy23.com に移転した経過は既にご説明した通りですが、ホームページ作成言語がここのところ大幅なバージョンアップし、これに対応できないサイトは無惨にふるい落とされると云う予期せぬ危機に襲われ、慌ててサーバーの移転とサイトのリニューアルに追われました。この間、閲覧中止が余儀なくされご迷惑をおかけしました。改めてお詫びいたします。

年内は新旧両サイトを並行運用いたします。http://iy23.comfo (旧サイト)は年末に廃止となります。新年より http://iy23.com(新サイト)に一本化されます。早期に新サイトのURLを記録に止めていただくようお願いいたします。

なんとか健全なサイトが出来上がりましたので、来年はお忙しい読者の皆さんが手軽に必要な情報を手に入れられるよう、精いっぱい努力いたす所存です。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

サイト管理者より

2020-12-15

スパイクタンパク質遺伝子は突然変異が生じやすい。

現在世界で流行中の新型コロナウイルスは、初期のウイルスに比べ、変異によって感染力が強くなったことをハムスターの実験で確かめたと、河岡義裕・東京大医科学研究所教授らのチームが、13日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。

 新型コロナは当初、中国・武漢市で流行したが、チームによると、感染に関わるタンパク質が変異したウイルスが出現。この変異ウイルスが欧州を起点に世界へ広まり、拡大を続けている。

以上東京新聞WEB判より

 河岡さんは「人でも同様と断言することはできないが、変異が感染拡大に影響した可能性は高い」と話している。


ここのところ、世界の遺伝子解析の専門家が次々に論文を発表してきております。下記の3つの論文から推定できる傾向について簡単にまとめてみた。(下記のサイトは英文なのであえてリンクは貼っていません)

https://www.coronavirus.gov

https://www.nih.gov/coronavirus

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/sars-cov-2/

新型コロナウイルスについてはまだまだ分からないことが多く現在急ピッチで研究内容をまとめている段階だ。
ここで共通的に云えることだけご紹介する。

新形コロナについては研究者が共有する共通認識で我々一般人が特に関心をもつ話題は一にも二にも「変異」についてだ。
変異についての遺伝子分析情報で分かっていることは、次の通り。

1.RNAの解析で分かってきたことは、このコロナは猛烈な勢いで変異を重ねている。

2.グループ内の変異は大きな影響はないが、グループが異なると感染力・重症化率など大きな差異が生まれる。

3.新しいグループが生まれるスピードが速い。(G614型から始まった変異型グループ)

4.一般的には新しいグループが生まれると古いグループは衰退し姿を消す。

5.最近注目されている現象は従来の傾向が激変し、新しいグループと古いグループが少なくとも6カ月共存する傾向が強まっている。

6.変異のスピードが速い上に、同時に複数のグループが共存する事態は、ワクチン開発や治療薬開発に大きな障害となる。

以上は私自身が専門家ではないので誤解や主観があるかもしれない。重要なことは5・6項でありこの点は間違っていないと確信している。


河岡教授の論文と世界の遺伝子解析の権威の論文から推定した共通点は、各国のワクチン利用の結果はまだまだ予断を許さないこと。ワクチンが政治的に利用されるトレンドを止めなければならないこと。今回の投稿は危機管理の鉄則に基づいている。