1.未だに遅れている検査体制
2.ワクチン供給混乱の原因
3.ブーメラン現象
1.についてはこれを解明する有力な情報を得た。
佐藤章氏(元朝日新聞記者)の信頼できる詳細な調査報道だ。
さすが元新聞記者だけあって情報源や情報の質もしっかりしている。
この投稿の末尾に動画を掲載しておくが、何故検査体制がいつまでたっても未熟なのか何がそれを妨げているのかこの動画で明らかになるだろう。
2.ワクチン供給がここのところにきて、自治体から「梯子を外された」との不満が続出。
首相が9月~10月までに「全国民にいきわたるように」とハッパをかけたは良いが、いざ自治体がそれを受け急速に接種能力を上げたにもかかわらず供給が間に合わない=「梯子を外された」との不満につながっている実態を東京都世田谷区を例に報告している。
この根本原因はデリバリーの根源となる接種情報が一元化されず、3つのルートがバラバラで個人の接種情報が連結されていない事、このような初歩的 欠陥が放置されていることにあり、政府の責任だと断言出来る。
この問題については冒頭の画像のめくりをもって報告する。
3.以上二つの問題提起は相互につながっており、前の投稿でも述べたようにブーメランの
様相を呈している。つまり1.が起因して皮肉にも2.の供給不足が発生すると云った困った問題だ。検査数過少<感染者数の実態を過少報告<ワクチン供給の優先順位が下げられる。
今世界的に変異種が蔓延し、特に変異株に比較的有利なワクチン(mRNA)に需要が集中しファイザーとモデルナが供給不足となっている。